一体いつ振りか・・・久々に3週連続で山へ。
平日は烈しく忙しくて体力的にきつかったが、土曜にcocochiで髪を伐って気合い入れ直し。というより、この週末天気が抜群に良い。これで行かなきゃ罰当たり。
というわけで、日曜、日帰りで北八ツへ。0°Cを越える暖かさの中、雪と戯れです。
さて、北八ツ日帰りのためには、茅野駅発のバスは8時5分に乗りたいところ、南武線始発ではギリギリ間に合いません。
そこで終電で立川駅前のネカフェで仮眠することに。24時30分頃店に着いたら背もたれを倒せるのはマッサージチェアの席しか無いそうです。仕方なくそれにして、椅子を上手いこと調整して仮眠。喫煙エリアだったのでニオイが嫌でしたが、マスク持参していたので何とか凌げました。
3時間程仮眠して、立川駅北口では見つけられなかったコンビニを南口まで探しに行き、食糧調達して、4時40分の電車で高尾に向けて出発。その後は大月、甲府と乗り換えて、7時45分に茅野駅到着。
車窓から陽光に染まる富士と南アが美しかった。
でも眠かった。
あずさ1号でも間に合わないこの時間、バスの乗客は5人ほど。
ピラタスロープウェイの乗り場に到着すると沢山のスキーヤーやスノーボーダーが。8:2でスキーヤーかな。彼らと一緒に山頂駅へ。
到着後、MSRのライトニングアッセント25を装着して北横岳へ。他の登山客はアイゼン、つぼ足、ストック、ピッケル…用具は様々でした。感覚的には(この日なら)軽アイゼン&ストックがベストと思われました。
坪庭がキラキラ輝いてました。撮影目的の方も沢山見かけました。
坪庭を越えると登りが始まりますが、スノーシューに備えられたヒールリフターが絶大の威力。これじゃ平地を歩いてるみたいだ。サクサク上がって行きます。こんな樹氷帯?を登っていきます。
ともかく暖かい。気温も0℃を超えてました。私も途中からアンダーとR1フーディで進みます。
坪庭から30分くらいで横岳ヒュッテが見えてきました。
ここから急登です。樹林を抜けるとあと一歩。
ごーるです。
R1のフードが髪の毛みたいでキモい。
先週に勝るとも劣らない360度パノラマ。
先週登った南八ツ方面。
中アは山座同定が難しいス。
木曽御嶽
北ア南部、槍穂の稜線が美しいですね。
蓼科山と北ア北部。南部に比べると雪の量が多いのが一目瞭然。
来た道を戻り坪庭を通過して縞枯山を目指します。しばらく歩くと三角屋根が特徴の縞枯山荘が見えてきます。でも坪庭から来ると三角感は余りありません。
正面から。
山荘を通過し5分程度で、雨池などとの分岐に到着。ここを右折して縞枯山を目指します。分岐してすぐの箇所はトレースが入り乱れて一瞬迷います。ここからの登りはなかなかね急登でシンドイですが、それほど長い時間ではありません。スノーシューで登りきりました。
縞枯山の頂上は展望なく縞枯現象を満喫するところ。茶臼山を目指します。この道は割に木が邪魔です。帰りはスノーシューを背負って歩いたのですが、何度も引っ掛かりました。
茶臼山で南八ツを眺めながらランチ休憩。
寒くなってきたのでアイゼンに履き変えて足早に戻ります。縞枯山の下山はシリセードのトレーニング?も交えながらあっという間に。時間に余裕があったので、縞枯山荘と坪庭の間でまたもやシリセード。トレーニング日和?
帰りは15時のバスでしまだまだ余裕があったので歩いて下山。スキー場の脇を行きます。颯爽と滑る脇をズボズボ足を取られながら歩くのは何とも滑稽です。
14時過ぎにはバス停まで降りて来ました。
いやはや満足…と片付けしてたら、ナントオーバーパンツ(シェルターストーンパンツ)の膝当たりが破れていました。はしゃぎ過ぎの代償です。翌日パタゴニアに持参し1050円で修理(当て布)してもらうことになりましたが、3週間の入院です。アイゼン化スノーシューでやってしまったのでしょう。パタゴニアでも最も耐久性に優れたパンツとの触れ込みなのですからよっぽどです。来週の山のためには予備を買わなければならないことに………はしゃぎ過ぎの代償は安くありませんでした。。。涙
そんな、北ヤツの誘惑に負けた日曜日。
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